■■キャンペーン中につき、テスト体験価格でご参加可能です。■■
こちらは移住や地方での暮らしはもちろん、「地域おこし協力隊」とその働き方に関心がある人にぜひおすすめしたい旅。
東京から車で1時間半ほどの場所に位置する、千葉県南房総市。アクセスの良さや、豊かな自然環境を背景に、移住者の多様な暮らしを実現させている地域でもあります。
この旅のホストは、2017年に家族で移住してきた相川武士さん・千晶さんご夫婦。子育てしやすい環境を求めて、当時1歳だったお子さんと共に東京から移住してきました。
移住とともに夫婦で「地域おこし協力隊」に就任したお二人。3年の任期を終えたあとも南房総市に定住し、協力隊時代に培った知識やネットワークを活かしながら、地域や世代を超えた多目的交流施設「岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)」を運営しています。
当日は、そんな相川さん夫妻のガイドで「安房地域と繋がる」体験をしていただきます(※相川さんご夫妻がメインのホストを務められますが、参加者の興味関心・日程・訪問先によっては、別の現役または元地域おこし協力隊の方がガイドを担当されるケースもあります)。
「一度に複数の(現役・元)地域おこし協力隊の現場を見学できる」のがこの旅の特色です。
あなたの興味のある働き方・暮らし方に応じてさまざまな先輩移住者やコミュニティの元を訪れ、リアルな移住ストーリーや田舎暮らしのコツに触れていきましょう。
ご希望に応じて「観光」「移住」「農業」など多様な地域おこし協力隊の現場紹介、地域おこし協力隊の制度やメリット・デメリットの説明、応募を検討している人への相談受付なども行っていただけるそうです。
「こんな場所・人を訪問してみたい」など、具体的なリクエストがある場合は遠慮せずお二人にご相談ください。あくまで可能な範囲ではありますが、柔軟にガイドしてくださるでしょう。
また、「移住してから”ワークライフバランス”そのものに対する考え方が変わった」と話すお二人の元で、都会とはちょっと違う、地方ならではの働き方・暮らし方の感覚を持ち帰っていただくこともこの旅の大きなポイント。
「地域おこし協力隊」「起業」「農的暮らし」「子育て」などの具体的なキーワードがある方はもちろん、「移住に興味はあるけど、まだ何をしたいのか分からない」「生き方に新風を取り込みたい」そんな方もぜひ!
「安房の多様な人たちに出会う中で、具体的な移住イメージや、今まで知らなかった自分に気づく」そんな時間になるはずです。
地域に新風を吹き込む “場づくり” —— 誕生の背景
「移住した年に駅前の店舗スペースが付いている住宅を運よく借りられたこともあり、いずれはこの場所から“まちを盛り上げるような働き方”をしていきたいなと思っていました」
協力隊の活動をしながら、定住するための働き方を模索していたお二人。しかし、すぐに現在の事業デザインになっていったわけではなかったそうです。
お二人が最初に考えていたのは、地域おこし協力隊時代に携わっていた「観光推進」に比重を置いた「観光案内所」の立ち上げ。しかし、台風や新型コロナウイルスの影響を受けて、軌道修正を余儀なくされます。
そんな中、相川さんたちが好立地に居を構えていたことで、地域の知り合いから「塾として貸して欲しい」、「イベントをやらせて欲しい」などの相談が自然と来るようになったといいます。
元々観光客だけでなく、地域の人同士の交流も生み出せたらと考えていたお二人は、先駆けて「場所貸し」をスタート。boccsは、さまざまな地域の要望にも応えながら、SDGs映画上映会やプログラミング、デザインのワークショップなど、自らの企画で地域に新風を吹き込み、地域内外に開かれた場所として少しずつ現在の形になっていきました。
「自然災害みたいに、自分でコントロールできないことが起こることもありますし、元々都会から来た自分たちの色や想いだけを押し通すことはしたくなかったんです。結果的には、塾をやっていたおかげで子どもたちが来るようになって、地域の人に認知されやすくなったということもありました」
そう話すお二人は現在、boccsの他にも地域に寄り添ったITサポート会社の立ち上げ(武士さん)、自然体験や子どもの預かり事業(千晶さん)と、複数の仕事を「地域ニーズ」「地域資源」や「自分の経験・想い」を掛け合わせながら展開しています。
実際に安房地域では、生業(なりわい)を複数持ちながら暮らしている人も多いのだとか。繋がりの中で、その方のスキルや状況に応じた仕事の話が人づてに巡ってきやすいようです。
「地域」×「自分」を掛け合わせて自然と自分らしい形になる。ここには、そんな暮らしがありそうです。
新しい価値観を肌で感じながら、移住後の具体的なイメージに出会う
複数の仕事を立ち上げながら家事育児をこなすお二人。東京にいた頃より忙しいのでは?と感じてしまいますが、移住後に「ワークライフバランス」の考え方や感覚自体が変わったと話します。
「東京にいた頃は、日々会社に残って仕事しながらも、ちゃんと趣味のスポーツも打ち込んでバランスが取れている気がしていたのですが、忙しくしている自分に比重を置いて、誤魔化していたのかもしれないって。
こっちに来て、地方のリズムや空気感に身を置きながら生活してく中で、自分に向き合う時間ができて、心にあったはずなのにやれていなかったことがどんどん見えてきた。複数ある仕事もスモールスタートで始められています。“減速しながら長く続けて行けたらいい”そういう考えに変わってきました」と千晶さん。
定期的に企画しているイベントや、子どもの預かり事業では、現在6歳になるお子さんも一緒になって楽しむなど、移住後は、以前よりも仕事とプライベートが緩やかにつながるような暮らし方ができているそうです。
当日は、そんな相川さん夫婦を通じて安房の輪に直に触れていきます。
例えば、山付きの家を借りながら農的暮らしを営んでいる20代の農業女子、シェア型書店をオープンさせた方などなど…。
また、地域資源の活用や地域のブランド化に興味のある方でしたら、廃校リノベから生まれたサイクルツーリズム施設、オリジナルのお酒造りを行う館山の新拠点などを巡っていきましょう。
訪問先で伺う話や、相川さん夫婦を交えての何気ない会話から、安房地域ならではの空気感も感じられるはずです。また、そこに居合わせた方との偶然の出会いから、実際に人から人へ自然と結びつきが生まれていく感覚を知ることができるかもしれません。
多様な地域おこし協力隊の現場を見学することがメインの体験になりますが、boccsの活動についてのお話を聞くこともできるでしょう。
心地良いスピードで自分たちらしさを形にしている相川さん夫婦と共に、新しいライフスタイルの価値観に触れながら、あなたのこれからの歩み方を探してみませんか?
■ For ビジネス(企業研修)
この旅は、個人の方を対象とするだけでなく、企業研修としてもご活用いただくことができます。
ワーケーションや観光の取り組み、地域資源の活用事例、地域ニーズなどの現地調査や、提携先・モニターとのマッチングなどのご相談も受け付けています。企業研修の場合は、お申し込み時の「メッセージ欄」にその旨ご記載ください。
体験スケジュール及び内容
時間 | 行程 | 体験内容 |
10:00
(※参加者の移動手段に応じて、前後1〜2時間程調整可能) | 集合 | 下記のいずれかに集合
・ハイウェイオアシス富楽里(高速バス)または、岩井駅(電車・車)
※申し込み時に選択した場所
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| オリエンテーション(boccsにて) | 1) 自己紹介(参加した理由/持ち帰りたいこと)
2) 本日のスケジュール
3) 参加される方の希望をヒアリング |
| 地域・仕事を知る | 1) 安房地域について
2) 岩井駅前交流拠点boccsについて |
| 仕事体験(1) | あなたの移住後に希望する「働き方」や「暮らし」に応じて、各業種の先輩移住者を訪問します。(車や徒歩で自然・街並みを見ながら移動) |
| 昼食(働き方の話) | 近隣の飲食店、もしくは地元のお弁当を購入して一緒にランチ
1) やりたいことの見つけ方
2) 仕事をする上で大切にしていること
3) 地域おこし協力隊後に定住し、働くためのポイント など |
| 仕事体験(1)の続き | |
| 仕事体験(2)(※希望される方のみ) | 1) フレームワーク
例・地域資源を生かしたプログラムのプランニング
・移住後の働き方・暮らし方を具体的にイメージしてみよう など
(※参加される方の目的に応じたワークを体験いただきます)
- アイデア出し
- 相川さんよりアドバイス |
| 旅のまとめ | 1) 感想の共有
2) 質疑応答など |
14:30 | 仕事旅行終了 | ハイウェイオアシス富楽里(高速バス)または岩井駅(電車・車)のいずれかにて解散 |
※近隣の飲食店での昼食代(1000円程度)をご負担ください。
※当日のヒアリングを元に、マッチング可能な訪問先を巡ります。あらかじめ希望する訪問先のイメージやキーワード(例:観光業、子育て…etc)がある方は、お申し込み時にご記載ください。