日程フリー旅行
毎日開催

廃棄される魚の皮で持続可能なものづくり。 気鋭のフィッシュレザーブランドで、新たな価値の生み出し方を学ぶ
- フィッシュレザー職人になる旅 -

この旅は「日程フリー旅行」となっております。希望日を選択いただいた上で旅先と調整を行い、体験が可能だった場合のみ実施されます。ご希望日程に沿えない場合がございますのでご了承ください。旅の種類についてはこちらをご確認ください。
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参加料金:8,909円 + 消費税:891円 = 合計金額:9,800円
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旅で得られること

しなやかに発想し、価値を生み出すチカラ

学びのロードマップ

  1. 身近なものから新たな価値を生み出す方法を学ぶ
  2. 環境に配慮した持続可能なものづくりのエッセンスを学ぶ
  3. 魚の皮がプロダクトになる過程を知る

旅のホストと仕事ガイド

tototo

漁業文化が息づく富山県氷見市を拠点に、「生命の恵みを無駄にしない持続可能なものづくり」を行うフィッシュレザーブランド。
tototo
富山の冬の名物といえば「ひみ寒ブリ」。

脂がたっぷりと乗った氷見のブリの評判を、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。そんな漁業が盛んなこの町で、廃棄される魚の皮を用いて唯一無二の価値を生み出しているブランドがあります。

その名もtototo。「生命の恵みを無駄にしない持続可能なものづくり」をコンセプトに、魚の皮をなめして出来るフィッシュレザーを使い、さまざまな商品を開発しています。

人気の名刺入れやお財布のほかにも、特注でランプシェードや椅子の張り地を提供するなど、さまざまな分野から注目が集まっています。

tototoの代表を務める野口朋寿(のぐち ともひさ)さんは、フィッシュレザーの特徴はなんと言ってもその見た目だといいます。

世界的なトレンドになっている植物由来の“ヴィーガンレザー”とは異なり、魚の種類ごとにウロコの模様の違いを楽しむことができる。一匹一匹の魚の個性を生かした革製品を生み出しています。

野口さんが特に重視しているのは、その製造プロセス。

革を作るためには、一般的に硫酸やクロムといった化学薬品を使用するため、環境へのネガティブな影響を与えているのが現状です。しかし、tototoでは自然由来のタンニンやお酢を使用するなど、製造工程から徹底して環境に配慮しています。

また、tototoでは商品を作るだけではなく、商品を通して生産背景や自然環境の現状を「伝える」取り組みにも力を入れています。時代の後押しもあり、少しずつフィッシュレザーの裾野が広がるのを実感し始めているといいます。

「tototoを知ってくれた人が、自分が使っているものの背景に目を向けて、選択肢を増やすきっかけになればと思っています。」

今回の仕事体験では、フィッシュレザーを用いてパスケースを作ります。さまざまな種類の魚の中からお気に入りのウロコの模様を選んで、あなただけの特別なパスケースを作りましょう。

そして制作を行った後は、野口さんと一緒に地元の魚屋に材料となる魚の皮を調達しに行きます。普段は廃棄されている魚の皮が、どのような過程を経て商品になるのか、ぜひあなたの目で確かめてみてください。

今後、フィッシュレザーへの注目度はより高まっていくはず。新たなものづくりの黎明期にふれるチャンスは今しかありません。

環境に配慮したものづくりと、その背後にある想いを通して、身近なものから新たな価値を生み出すヒントを学びましょう。
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原動力はものづくりへの「愛」

今でこそさまざまな種類のフィッシュレザーを生み出し、業界を超えて注目を集めるtototoですが、魚の皮をフィッシュレザーに加工する技術を確立するまでには、実に3年以上の年月がかかりました。

前例のない「素材」を作るというのは想像を遥かに超えた難しさが伴うもの。魚の生臭さが抜けなかったり、しなやかな質感が出なかったりと、幾度となく失敗を繰り返してきました。

しかし、野口さんは決して諦めることなく、ついにフィッシュレザーの開発に成功します。その原動力には、「ものづくりへの愛」があるといいます。

小さい頃から図工や美術の時間が大好きだったという野口さん。商品の見た目やクオリティはもちろん大事だけれど、野口さんを惹きつけるのは作っている過程の楽しさだといいます。

まだ誰もやっていないことを見つけ、何度も試行錯誤と試作を繰り返す。そしてそれがついに出来上がったときの達成感は昔から変わることがありません。

「今までにやってなかったことをやりたくて、学生の頃からずっと考えたり試したりを繰り返しています。フィッシュレザーの製作が続いているのは、ひとつとして同じ皮がないから。制作の過程でどうしてもコントロールしきれない部分があるので、そこに毎回少しずつ試行錯誤が必要なんです。」

自分の「好き」を仕事にしているがゆえに、モチベーションが下がったり燃え尽きたりすることもないといいます。その好奇心と探究心があったからこそ、何度失敗してもまた立ち上がり、他にはない「価値」を生み出すことができたのです。

今回の体験では、「好き」を原動力に制作を続ける野口さんの元で、新たな価値を生み出すものづくりのエッセンスを学ぶことができます。

人間以外にも配慮したものづくりを

小学生の頃に熱帯魚に心を奪われて以来、魚を鑑賞するのはもちろん、釣りに行ったり、魚を丸ごと捌いたりと、魚との関係を深めていった野口さん。

学生時代から革の研究やものづくりを行なっていた野口さんが、数ある素材の中から「魚の皮」に目をつけたのは必然でした。

他方で、川の土手が工事されて魚がとれなくなったり、大量のゴミが捨てられていたために釣りができなかったりと、魚をめぐるネガティブな経験が積み重なることで、野口さんは人間を中心としたものの考え方に違和感を抱くようになっていったといいます。

そうした「さかな愛」と人間中心主義への違和感は、「人のために作られるものではなく、人以外の要素に配慮したものづくり」というtototoの精神に結実します。

tototoが特に大切にしているのは、ものづくりの製造プロセス。野口さんがまだ魚の皮を研究していた頃、革のなめし加工はとても化学的だという事実に辿り着いたことがきっかけでした。

革の工場や研究所に行って加工の話を聞いていると、基本的に勧められるのは硫酸やクロムなどのいわゆる劇薬。効率もいいし、簡単に作ることができるため、現在でも8割近くの革メーカーはこの方法を採用しているそうです。

しかし、化学薬品でなめした革製品は、焼却すると酸素と結びついて有害物質を排出してしまう。そこで、野口さんは見せかけではなく、本当の意味で環境にやさしい製造プロセスを自分自身で見つけることを決意。苦心の末、可能な限り環境負荷の少ない自然由来の製法でフィッシュレザーを完成させるに至りました。

その後、SDGsやサスティナビリティへの世界的な関心の高まりが追い風となり、その誠実なものづくりがメディアや他の企業から注目されることが増えてきたといいます。まさに時代がtototoに追いついて来たといえるでしょう。

「私にとって“良いプロダクト”は、長く使ってもらえるもの、そして捨てられた先のことまで考えられているものです。」

誠実な態度で「持続可能なものづくり」を行うtototoで、これからの時代に求められるものづくりへの考え方を学びましょう。
スケジュールおよび内容

時間行程体験内容
13:00tototo集合
オリエンテーション・自己紹介(参加した理由/持ち帰りたいこと)
・体験の流れの説明
レクチャーフィッシュレザーとtototoの紹介
ものづくり体験フィッシュレザーでパスケースを作ります
魚の皮を調達地元の魚屋に一緒に行きます
作業見学調達した魚の皮がどのように加工されるのか見学します
17:00体験終了

開催概要

定員: 6名

最少催行人数について

時間: 13:00〜17:00 4時間00分

締切: 催行日7日前締切

場所: tototo
〒935-0004 富山県氷見市北大町7-4 シーパレス 1F

JR氷見駅から徒歩約20分/タクシー約6分

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リクエスト予約
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※「リクエスト予約可能」は、実施先の確認連絡をもって予約の確定となります。
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体験者の声


男性 にしだ

魚食文化とつながる「魚の革細工づくり」体験
今回は、関東地方から富山県氷見市まで 1泊2日で参加させていただきました。 普段聞きなれない「魚の皮の加工場」を設けて、 「魚の革細工」をつくる職人さんにお話を伺う、ということで、 どのような感じなのだろうと思っていたのですが、 結果、終始和やかなご対応をしていただき、 午後から夕方までの数時間では、学ぶことも充実しており、話は尽きませんでした。 前半は皮の加工場見学と仕上がった革に触れる体験。 後半は魚の革を使ったレザークラフト体験。 体験をとおして、 持続可能な世界を願う作家さんの気持ちを感じつつ、 氷見の魚食文化にもつながる「魚の革細工づくり」が印象に残りました。 今は、レザークラフトの後、残った革を手に、 革細工をつくれたらと思い、関東の自宅まで戻ってきました。 体験自体は、お1人、未経験でもご参加できるそうです。 革細工にご興味のある方、漁港近くの雰囲気を味わいたい方、 革作家さんのお話を伺ってみたい方、いろいろな方におすすめできるかと思います。 このたびは充実した時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。 ご縁がありましたら、今後ともよろしくお願いいたします。
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