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今も変わらぬ手織り仕事。古き良き西陣織の世界へ
- 西陣織職人になる旅 -

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旅で得られること

伝統の知恵に学び、枠を超えていくチカラ

学びのロードマップ

  1. 老舗の西陣織工房が継承する繊細な手織りの技術を知る
  2. 「つらいことは、ない」と語るベテラン職人の話を聞く
  3. 日本文化の素晴らしさ、伝統技術の今後のあり方を学ぶ

旅のホストと仕事ガイド

渡文株式会社

明治15年創業。
主に着物の帯を製作しており、製作手法は昔ながらの手織りを採用している。
また、帯だけでなく、生糸の美肌効果を活かした浴用タオルやネクタイなどの新規分野にも挑戦し続けている。
渡文株式会社
バスを降りると、京都の風情を色濃く残す小道が見えます。時が止まったように静かで、自然と歩みがゆっくりになる…。

その道を歩くこと5分。突然、明治時代にタイムスリップしたかのような石畳が現れます。立ち止まって、いつまでも眺めていたくなる道。その道を進むと、木で出来た大きな建物が目に入ります。そこが今回の旅先、1906年創業の渡文株式会社です。

渡文が主に製作しているのは、西陣織の着物の帯です。機械織りが主流になる中、渡文の帯はほとんどを昔ながらの手織り。たしかに値段が高くはなりますが、緻密で複雑な文様は、機械には織ることができないものです。また、「軽く・柔らかい」帯になるため、とても扱いやすく、自身で着付けをする着物愛好家の方から強い支持を得ています。

この旅では、西陣織職人の繊細な感性に触れながら、簡単な図案作成や管巻きと呼ばれる工程を体験した後、西陣織を手織りします。伝統技術である手織りで西陣織をつくっている職人の姿は、とても美しく、その姿が既に作品だと言われるほどです。工場で聞こえる織り機のリズミカルな音を聞きながら、日本文化をあなたの目で、手で、耳で、心で感じてみませんか?
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つらいことは、ない

西陣織職人であり、伝統工芸士でもある津田功さん。「仕事で辛いことは、思いつかないなぁ」と語ります。仕事のやりがいについては、「自分がつくった帯がミスなく完成した時」だそうです。一本の帯をつくるのには多くの職人が関わっています。そのプレッシャーがあるからこそ、うれしいのだと。また、お客様が自分の織った帯を巻いて工場に来てくれた時には、言い尽くせないほどの喜びを感じるそうです。

そんな津田さんは、高校を卒業してすぐに西陣織の世界へ飛び込みました。西陣織一筋45年の津田さんは、とてもナチュラルな方。どんなことを聞いても丁寧に、うれしそうに、楽しそうに答えてくれるはずです。

「つらいことは、ない」。そう言い切ることのできる西陣織職人の仕事を、全身で感じてください。

ジブリ映画に出てきそうな機織り工場

西陣織の話を聴き終えたら、いよいよ工場を見学します。

綺麗な広い和室を抜けた、扉の向こうが工場です。扉を開けた瞬間、空気や世界が変わるのを実感することができるでしょう。木造の床は、昔の小学校の廊下のようです。そして、そこに並んでいる天井まで背が届きそうな大きな織り機。トントン♪と聞こえる織り機の音…。

長年変わることのない、手織り工場の様子を感じてください。初めて訪れた人でも、不思議と懐かしい気持ちになり、心が落ち着くはずです。そこで職人の美しい技を少し見せてもらった後は、さぁ、みなさんの番です!

古き良き日本文化を感じる

まずは、自分の好きな色を選ぶ「色合わせ」からスタートしましょう。約250の色から選ぶのですが、津田さんは「職人として一番悩むけれど、一番楽しい作業」だと言います。完成形をイメージしながら色を選んだら、いよいよ手織り体験です。はじめは、糸が絡まったりと思うようにいかないかもしれません。ですが、津田さんが丁寧に教えてくれますからご安心を。

自分の手を動かすことで、西陣織がいかに多彩な技術の積み重ねで出来上がっているかを実感できるでしょう。自分の手で織った西陣織は、かけがえのない宝物になるはずです。この手織り体験で、昔の日本人の生活を垣間見ることができるでしょう。

一つの帯を織るのには膨大な手間や時間がかかります。昔の日本人は、そのようにして丁寧に織られた着物を着て、生活をしていました。日々の生活で、その手間暇を感じて生きていたのです。

きっと、旅が終わる頃には、日本文化の大切さや良さに気づくことができるでしょう。昔の古き良き日本にタイムスリップして、日本文化を感じる西陣織職人になってみませんか?

体験スケジュールおよび内容

時間行程体験内容
11:00渡文到着
オリエンテーション1)ごあいさつ
 ・自己紹介(お名前、参加の目的)
 ・職人さんの自己紹介
2)本日のスケジュールについて
西陣織職人の仕事とは?
(仕事・西陣織の説明)
1)仕事の基礎知識
 ・西陣織とは?
 ・分業体制について
2)渡文の仕事
 ・西陣織の総製作指揮について
3)工場見学について
12:00昼食休憩(働き方の話)1)職人さんの働き方について
 ・大切にしている事やこだわり
 ・思い出に残っている仕事
 ・この仕事を始めた経緯・理由
 ・この仕事の醍醐味や辛い部分
 ※お弁当をご持参ください。
13:00西陣織製作(仕事見学・体験)1)まずは、職人さんの仕事見学
2)簡単な図案作成・配色決め 
3)管巻き体験
4)小型つづれ機で手織体験
※木の板を踏んで織り機を動かすため、必ず靴下を履いてお越しください。
16:30旅のまとめ1)織った西陣織の職人からの評価
2)旅の感想・質問タイム
17:00仕事旅行終了!

※当日の状況によりスケジュールは前後いたします。ご了承ください。

仕事旅行でできること

・職人の手仕事を間近で見られる!
西陣織を製作している人は少なくありませんが、昔ながらの手織りをしている人となると、ほとんどいません。昔から変わらぬ職人の仕事姿を見て、その美しさに見惚れるはずです。

・西陣織について学べる!
西陣織はどのように成り立っているのかを、職人の話を聞き、実物を見ることで学ぶことができます。また、業界事情やこれまでの西陣織の歴史なども一つ一つ丁寧に説明します。

・手織りと機械織りの違いを知ることができる!
手織りにこだわっている渡文の職人だからこその話が聞けます。帯の選び方の参考になる話も聞けるかもしれません。プロの帯の選び方、聞いてみたくありませんか?

・日本文化を感じることができる
工場の中はもちろん、店構えや石畳の道など、昔にタイムスリップしたかのよう。そんな場所で、昔ながらの西陣織職人になって、一時だけでも昔の日本人に戻ることができます。

・西陣織の手織り体験ができる!
この旅のお土産は、自分で配色した西陣織です。今回の旅の体験談とセットで、ご家族やご友人の方をイメージした西陣織をプレゼントしてみてはどうでしょうか?

開催概要

定員: 6名 (最少催行人数: 2名以上)

最少催行人数について

時間: 11:00〜17:00 6時間00分
※土地柄、冬場はとても寒くなります。防寒用具をご用意ください。

締切: 催行日2日前締切

場所: 渡文株式会社
京都市上京区浄福寺通上立売上ル大黒町693
075-441-1111

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体験者の声


女性 y.s

作業に没頭が楽しい
仕事旅行を初めて利用し、一人参加のため緊張していましたが、スタッフの方々や職人の津田さんは皆さん優しく、お話しやすかったので安心できました。 大きく複雑な仕組みの機織り機が実際に動いているところや、熟練の職人さんの繊細な手作業を間近で見られて感動しました。 実際の織り体験については、一見簡単そうに見える柄でもその通りに織るのが難しいということを知り、極めてシンプルな柄にして何とか形になりました。 図案のスケッチや糸選びに時間を割いてしまうと、織るための時間が少なくなってしまうので、そのあたりの時間配分を考えながら行うとうまい具合に作業が進むと思います。 機織り機を使うのが全くの初めてだったため、手順に慣れるのに少し時間がかかりましたが、慣れてくるとリズムが掴め没頭できて楽しかったです。 もう少しやりたいなぁ、と思う頃に終了時間となってあっという間に時間が過ぎました。 とても楽しい貴重な体験でした。 自分の好きなことが1つ増えて新しい発見となりました。 ありがとうございました!

女性 ユウキ

西陣織を体感できる貴重な体験
この道53年、伝統工芸士の津田さんに一日教えていただく。 西陣織の特徴である分業作業工程の動画を見て、機械織の作業を見学。図案とおりに何段目に何色をどこに配置するか細かく左右に杼を設定してボタンを押すと高速で機械が動く。上から確認できるのは裏側で、鏡を見ながら表地の仕上がりを確認して作業を進めている。次に手織りの作業を見学。この作業が見られて本当に良かった。ぜひ体験して見学して欲しい。 食事をとりながら、織物の話や良い糸の見分け方を教えていただいたりした。いよいよ自分で織る体験へ。糸を選ぶが、微妙な色の違いがあり悩みまくる。結局、過去の作品写真を参考にして選んだ。あまり凝らずにシンプルなデザインにし、やりながら変更していくことに。いよいよ作業開始。糸を杼にセットし、織り始める。糸端の処理やコツを教えてもらう。途中で銀の太い糸を入れたりしてアクセントに。筬の力の入れ具合を均等にしないと中央だけ詰まってくるので、気を付ける。だいぶ慣れてきた頃に完成となった。完成した作品は、名古屋帯のお太鼓部分に縫い付けて使用したいと思う。職人さんの作業工程の深い部分まで見学することができて本当に勉強になった。

女性 まみ

体験を終えて
まず西陣織の工程を教えて頂き、その後、実際に自分で手織りしてみる体験をして、改めて西陣織の伝統の素晴らしさや奥深さを知ることができ、日本人としてとても貴重な経験となりました。ご親切に色々と教えてくださり、ありがとうございました。

女性 とく

夢中になれる西陣織
機織りというと、ぱたんぱたんという“あの”イメージがまず浮かびますが、長く織り上げるだけでなく織り始めるまでにたどり着く工程が想像以上に手間や時間のかかるとても大変なものでした。機械ではできない職人さんの技術はすごいだけでは言い表せません。 一番楽しみにしていた体験をするにあたって模様の設計、特に色の配置は目移りする程の中から選ぶのはとてもワクワクしました。初めてなのに模様を入れるというわがままも聞いていただき、一つ一つ丁寧に指導してもらいながらとてもステキな物が出来ました!! 伝統工芸士の先生やスタッフの方にやさしく丁寧に対応してもらったりとてもすばらしい旅になりました!体験できて本当に良かったです!ありがとうございました!

女性 まき

新鮮な体験でした。
いつか体験したいと思っていた織物、親切な方々に丁寧に教えていただき、とても楽しく、充実した一日となりました。 この度はどうもありがとうございました!!
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はたらく私のコンパス《170種類の職業体験》 

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