性格分析「16TEST」は究極の動物診断？―おとなの自己分析で、はたらき方を変えるvol.8

はたらき方を変えるには、まず正しく自分を知ることから。

このシリーズでは「性格分析」「適職診断」など、日本や海外で公開されている自己分析ツールの中から面白いもの、当たると評判のサービスを紹介しています。

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今回は精密性格診断テストとして知られる「16TEST」（無料・登録不要・プレミアムコンテンツ有）を試してみました。

公式サイトによると「16TEST」は、「性格分析の先端研究を取り入れた恋愛や適職、あなたの才能までも発見する、巷で当たると噂の今1番人気のある診断テスト」と紹介されています。

人の性格を16タイプに類型化し、「オウム型」や「ネコ型」「ウサギ型」など動物にたとえて結果を出してくれるところが特長。性格分析の定番とも言える"動物診断タイプ"の自己分析ツールです。

ネットに流通する動物診断の中には面白系やネタ系も多く見受けられますが、「16TEST」は本格派。「性格分析の先端研究を取り入れた」とのふれこみは、大げさなキャッチフレーズではないようです。サイトの解説を読むとーー

「ユングの理論を発展させ、現在世界的にも広く認知されることになった、マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標®（MBTI ®）の理論」をもとに、Big5などほかの診断手法のエッセンスも加えて開発されたツールとのことでした。

ベースになる診断メソッドとしては、以前紹介した「16 Personalities」に近いものなのだと推察されます。こちらも「ゾッとするくらい当たる」と評判の自己分析ツールでしたね。

こう説明していくと難しそうですが、診断スタイルそのものは、ほかの自己分析ツール同様、シンプルです。

質問数は約90問。質問に対して「同意」「やや同意」「微妙」「やや否定」「否定」の５択から選んで答えていくのみ。質問内容も答えやすいオーソドックスなものが大半でした。

「難しい質問は考え込まずに、サクサク選択してみましょう！」とのことです。

というわけで、サクサク選択していくとーー気になる結果は？

「フクロウ型（INTP）」でした。「非凡な知性を持った研究家」らしい。

「#選ばれし閃き力」「#かなり高い独創性」「#強い独自の世界観」が強みとなる一方、「#ガラスのハート」が弱点にもなるようです。

解説を読んでみますとーー

フクロウ型（INTP）は、多くのIT長者や偉大な学者が属していると推測されるタイプであり、全動物タイプの中でも最も高い知性を持っていると言われている研究者のようなタイプです。フクロウ型の独創的な問題解決能力や論理的思考力は光るものがあり、時には未知なる問題を解決させる事に繋がることでしょう。

なるほど。上は診断内容の一部で、実際はこのあとまだまだ続きます。

ちなみに実はこのテスト、以前にも私はトライしたことがあるようでした。完全に忘れていたのですが、履歴（上写真）を見ると、前回もフクロウ型。サクサクと二度試して同じ結果ということは？　それなりに当たっているのかもしれません。

自分と同じタイプの「偉人やキャラ」もイラストで表示されます。フクロウ型を代表する著名人としては、アインシュタインやダーウィン、そして名探偵コナンらがいるそうです。フクロウ型と相性のいい（or悪い）動物タイプも解説されていました。

このような性格がなぜフクロウなのか？　そこはわかるようなわからないような…。しかし、無料の自己分析ツールとして完成度が高いと思います。世の中には人を動物にたとえる様々な診断ツールがありますが、「16TEST」はそれら動物診断の中では精密さにおいて究極かも。

「16TEST」の入門編ということなのか、お試し版なのか。「16TEST」のサイトではこのほかにも、「あなたを猫で表現すると診断」「あなたを良い肉料理で例えると診断」など、面白系の自己分析ツールも数々公開されています。