2023年01月25日更新

人的資本経営を実現する越境学習とは?ー仕事旅行の体験型キャリアデザイン研修ー

こちらは体験型キャリアデザイン研修「仕事旅行」をご紹介する記事です。ご興味ありましたらご一読ください。(仕事旅行社)


人的資本経営に資するキャリアデザインと越境学習


2020年より「人的資本経営」という言葉をよく耳にするようになりました。

従業員を「人的資源(Human Resource)」ではなく、「人的資本(Human Capital)」と捉え直して積極的に投資し、企業価値を高めていく経営手法などと解説されています。

「人的資本経営」がクローズアップされた経緯は次のようなものです。

2020年に経済産業省より公開された「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」の報告書(人材版伊藤レポート)が反響を呼びます。これは経営戦略と人事戦略を連動させる画期的な視点に立つ研究であり、提言でした。

一連の研究の根底にある課題意識は、「第4次産業革命」のワードに代表される変革の波です。「VUCAの時代」とも言われるように、従来型の発想と手法では持続的な企業成長を実現することが難しくなっています。

「ESG経営」も言われていますが、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を重視しないビジネスは、今後様々な困難に直面することとなると予想されます。

同研究会の座長である伊藤邦雄氏(商学博士)は、2022年にはより実践的な「人材版伊藤レポート2.0」(人的資本経営の実現に向けた検討会)をリリース、こちらも話題になりました。

★人材版伊藤レポート2.0

同レポートには様々な論点がありますが、「仕事旅行」という短期の越境学習プログラムを通じて、個人・法人向けのキャリアデザイン研修を提供している我々にとって、特に注目したいのは個と組織の関係性について言及した部分です。

レポートでは、従来の「相互依存的」な組織からの脱却を促し、多様な経験を取りこみ、イノベーションにつなげる「個の自律・活性化」を提言しています(P.7)。また伊藤氏は、レポートの前書きにおいても次のように言及しています。

人的資本の価値の最大化には、従来の雇用慣行やパラダイムから脱却することが求められる。個人も主体的に、そして自律的に変わり、会社も社員一人ひとりと丁寧に向き合い、多様性を大事にし、更に高めるための支援や施策を推し進めていただきたい。そうしてこそ個人と組織が互いに選び選ばれる関係が構築できる。


「既存パラダイムからの脱却」や「多様性に富む自律型人材の重要性」ーーこれらは同レポートに限らず、ビジネスのあらゆるシーンで強調されるようになっていますが、どのように実現するかが今後の課題になってくるでしょう。

同レポートでも具体的取組の方向性やそのための「工夫」を様々に提言しています。

なかでも仕事旅行社が注目するのは、「知・経験のダイバーシティ&インクルージョンのための取組」「リスキル・学び直しのための取組」そして「社員エンゲージメントを高めるための取組」です(P.52〜P.71)。該当部分より一部引用します。

「中長期的な企業価値向上のためには、非連続的なイノベーションを生み出すことが重要であり、その原動力となるのは、多様な個人の掛け合わせである。このため専門性や経験、感性、価値観といった知と経験のダイバーシティを積極的に取り込むことが必要となる。」
(「知・経験のダイバーシティ&インクルージョンのための取組」より)

「経営環境の急速な変化に対応するためには、社員のリスキルを促す必要がある。また、社員が将来を見据えて自律的にキャリアを形成できるよう、学び直しを積極的に支援することが重要である。」
(「リスキル・学び直しのための取組」より)


体験するから内省もリアルに。短期の越境学習が育む自律的キャリア意識


上記のような変革を生み出すトリガーとして、体験・越境学習型のキャリアデザイン研修としての側面を持つ「仕事旅行」は力を発揮します。

仕事旅行は、参加者が様々な仕事場へ足を運んで、1日の職業体験ができるサービスです(プログラムによっては長期もあり)。

旅先一覧をご覧いただいてもわかるように、オフィスワークだけでなく、伝統の職人仕事から個性的なお店、起業家の現場など、約100職種以上の受け入れ先にご協力いただいております。

参加者は見たことがない職場を訪れ、そこで仕事の一部を体験しながら、働く人の話にも耳を傾け、いまの職場では得られない気づきを得ることになります。

2011年の創業以来、2万人以上の参加者を受け入れてきましたが、ご感想の声として多いのは「自分のキャリアを見直せた」「働くことが楽しくなった」というもの。

様々な職場で活躍する方の経験談を座学で聴講するのではなく、リアルな現場で身体的な体験をすることが、いまの自分の仕事を実感的に客観視(内省)する機会につながり、自律的なキャリア意識を育むのだと思われます。

1日の短期体験を特長とする仕事旅行は、長期の社外留学のようなサービスではないことから、本格的な「学び直し」や「リスキリング」を提供するものではありません。

しかし、短いぶんより気軽に参加でき、複数の職場めぐりも可能です。滅多に足を踏み入れることがない異なる職場を見ることで、異スキルへの関心はおのずと高まります。仕事旅行のホストには、起業・複業など、いわゆる"21世紀型の働き方”を実践する方が多いのも特長です。

「知と経験のダイバーシティ」という観点から、仕事旅行を活用されるケースも多くあります。ひとつの職場で長く働いていると、人材の「専門性や経験、感性、価値観」が硬直化する傾向は否めません。「非連続的なイノベーション」は柔軟な思考と発想から生まれてきます。

様々な異業種の方々との交流の機会が持てる「越境学習」としての仕事旅行を活用し、社内に異業種的価値観を導入することで、新規事業のブレイクスルーへのヒントを得たいと希望される顧客もいらっしゃいます。

ほか、若手からミドル・シニア人材のモチベーション向上を促す研修として、活用されるケースも増えてきました。多様な人材を育てるプラットフォームとしての仕事旅行は、社内を活性化し、エンゲージメントを高めることにもつながります。

未来志向の経営と、そのために求められる人材育成のヒントが詰まった「人材版伊藤レポート2.0」は、弊社サービスにとっても示唆する部分が大きいものでした。

仕事旅行には個人向けサービスと同時に、法人向け研修のプログラムもございます。様々なご要望に応じたカスタマイズも可能、少人数でもご利用できます。ご興味ありましたら以下で詳細をご案内しております。

★仕事旅行の自由研修ー越境の学びでキャリア意識高まる。専用サイト開設などカスタマイズも自由自在!

記事:仕事旅行社

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