今回は新着のおためし転職をご紹介。キャリアチェンジを検討されている方で、「移住」や「環境問題」に関心のある方はぜひチェックいただきたい求人です。
山形県鶴岡市は、山形県西部に位置する人口約12万人ほどのまち。日本初となる「ユネスコ食文化創造都市」や、全国最多となる3つの日本遺産の認定を受けるなど、山、里、川、海がある豊かな自然環境がある土地です。
そんな鶴岡市でも、人の関わりの中で本来の自然環境を維持再生しようと取り組んでいるのが、今回のおためし転職の舞台となる都沢(みやこざわ)湿地周辺のエリア。
ラムサール条約登録湿地である大山上池・下池(おおやまかみいけ・しもいけ)に隣接する低湿地は、かつて休耕田でしたが、下池からの滲出水で湿潤な環境が保たれ、希少な水生動植物が共生する環境が生まれました。
おとずれてみると、夏はオオヨシキリ、秋から冬はコハクチョウなど約200種の鳥類、ショウブやミソハギなどの植物、アキアカネやアジアイトトンボなどの昆虫など、多くの動植物を目にすることができます。
そんな都沢湿地周辺のエリア自然学習のフィールドとして、「子どもたちをはじめ、市民みんなが自然との一体感を享受できるように、自然と触れ合う機会を創出しよう」という願いから1999年にはじまったのが、「庄内自然博物園構想」。
この構想は、多様な自然環境がコンパクトに残る環境をいかし、自然学習を推進することを目標としたものです。
都沢湿地のすぐ脇にある「鶴岡市自然学習交流館ほとりあ」を拠点に、豊かな自然を活用し、市民が自然にふれあい、学習する場を提供するほか、湿地の資源の保全・活用、外来動植物駆除の活動などを行なっています。
構想が立ち上がってからこれまで、その取り組みは少しずつひろがり、現在は約80人のサポーター(ボランティア)が集まっているそう。
「ほとりあ」の職員や、想いを持ったサポーターたちが一緒になって、湿地の恵みを活用したクラフトや料理作り、お茶づくりや、湿地の保全活動や「ほとりあ」周辺の自然調査、見守り隊活動などを行なっています。
このおためし転職では、地域おこし協力隊として「ほとりあ」で活動する人材を募集。まずは2泊3日の体験にご参加いただき、その後選考を行います(事前の書類審査あり)。興味のある方は以下リンクの応募&詳細も読んでじっくりご検討ください。
★応募&詳細はコチラから→
庄内平野の湿地再生活動を舞台に、人と自然の関係をつくる仕事
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