2020年02月26日更新

このままでは人生詰む…とまで思った私に必要なのは"身近な達成感"だったーリピーターは語る。ここがよかった!仕事旅行 vol.5

仕事旅行にリピート参加しているみなさんに、旅に出ることで「どんな学びやメリットがあるか?」を尋ねてみました。参加しようかどうか迷っている人たちの"背中を押してくれる"言葉です。(仕事旅行社)

このままでは人生詰む…そんな気がしてーStep.1学びのきっかけー


この先の長い人生、どうやって仕事をしていけばいいのだろう? 社会人としての10年間、そんなモヤモヤが溜まっていく毎日を過ごしていました。「このままでいいのか?」「なんとかしなければ…」という気持ちはドンドンふくらんでいくばかり。

溜まっていくモヤモヤの正体は、自分でもおぼろげにわかっていました。自動車→保険→IT関連→住宅設備の会社と転職をしながら、主に事務や顧客対応をしてきましたが、はたらくことに対する目的はナシ。「仕事はたんなる収入源!」と割り切って、ぼーっとはたらき続けたツケなのだと思います。

おまけに最後に勤めていた会社は、ストレスフルな環境で現場は疲弊。スピード最優先の仕事の進め方が「自分に向いてないな…」と感じていました。

動き出さなければ何も変わらない。「ここらで、はたらき方を根本的に変えなければ人生詰む」と思った私は、3ヶ月後に退社することを決めました。

しかし、特に将来のあてがあるわけではありません。「この仕事がやりたい」という強い想いや、「この仕事ならできそう」というスキル・人脈があるわけでもなく、途方に暮れていました。

働き方に関するネット記事や本を読みながら「何か行動した方がいい」とは感じるものの、「何かって、なんだろう」という状態に陥っていた頃に出会ったのが仕事旅行です。

最初は「いろんな仕事を試せるって面白そうだな」くらいの気持ちでサイトを眺めるだけでした。まだ勤めていたので、時間を作れなかったというのもあります。

ですが、気になる職業体験の紹介記事をいくつか読むうち、「申し込んでみようかな」という気持ちになりました。

そう思ったのには理由があります。

新しい働き方について書かれたネットの記事などを読むたび、「こういう風に働きたいな」と憧れに近い気持ちを抱いていました。でも、そこに書かれていることは、ある意味では"理想のはたらき方"だったりします。私自身が実践できるものかわかりません。

一度、身をもって試して自分でもやれそうかを判断したり、自分の働き方を作った人と直接話をして自分の考えを整理したりすることで、知識で終わらない効果があるのでは? と思ったのが、参加の決め手になりました。

仕事旅行NAVIでわかったことーStep.2 旅先の選び方と職業体験ー


そして夏になり業務が閑散期に入ったため、申し込むことにします。

気になる旅はいくつかありましたが、どの旅に参加すればよいかわからなかったので、選ぶにあたっては「仕事旅行NAVI」を参考にしました。

計60問の質問に「そう思う」「思わない」といった選択肢の中から回答していくと、"6つのはたらくチカラ"に関する自分の成績が表示され、その能力を高める旅(プログラム)も表示してくれます。

私の場合、ほとんどのチカラが平均点くらいで、ものすごい強みもなければ、特に苦手なこともないーーどこにでもいそうな平均的社会人。我ながら納得のそんな結果が出ていました。

ただ、データをじっくり見てみると、「想いをシェアし、周囲に働きかけるチカラ」の点数がやや低く(3.9点)、「自分から動き、『好き』を形にするチカラ」が高め(7.3点)に出ています。

確かに私は、好きなことは自分から積極的に掘るタイプではあります。そのための調べ物をすることなどは苦になりません。一方で、進んで他人にサポートを求めたり、想いを伝えたりすることは、これまであまりやってこなかったかも? そんな感想を持ちました。

自分が苦手そうなもののほうに行くか、得意なほうに行くか、少し考えましたが、苦手に参加して自信を失うのはちょっとこわい。

そこで自分の「好き」を追求して、仕事にしている人の話を聞いてみようと思い、そのカテゴリーで表示された旅の中から「フラワーサイクリストになる旅」を選びました。

これは前から気になっていた旅のひとつです。「ゆっくり自分に向き合い、思い立ったら即行動!」という記事タイトルが、いまの自分の気持ちを代弁してくれているかのようにも感じていました。

フラワーサイクリストの河島春佳さんは、花屋で売れ残った花、結婚式やイベントが終わると捨てられる花、いわゆる”ロスフラワー”に加工・染色し、新たな命を吹きこむ活動をされている方。

花屋未経験でありながらもクラウドファンディングで今の仕事を生み出したと書かれた記事を読み、「かっこいいな」と感じて本人から直接話を聞いてみたいと思ったのも、この旅を選んだ理由の一つです。

参加前は楽しみ7割・緊張3割でしたが、河島さんが笑顔で迎えてくださったのですぐに馴染めました。

職業体験として取り組んだのは、枯れ枝を編んだリース(装飾用の輪)に、ドライフラワーを使ってデコレートしていく作業です。色のグラデーションを意識して可愛くつくりたいと思うのですが、頭で描くイメージをなかなか形にできません。

「予想以上に難しい…」と苦戦しながらも、いままでの職場では絶対やらなかったタイプの作業には、新鮮な刺激がありました。「世の中にはこんな仕事もあったんだ」と。

時間がたつにつれ、リースづくりに夢中になっている自分がいました。事務や接客などある程度ルーティン化された業務を繰り返すうちに、私の心はフリーズしていたのだと思います。

リースづくりを体験した結果、私自身は花やものづくりの仕事に向いているとは思えませんでしたが、いつもと違う作業をすることで、「私の強みはなんだろう?」と自分を見つめ直す機会にもなったことがよかったです。

私には"身近な達成感"が足りなかったーStep.3気づきと内省・ことば化ー


レクチャーの時間に、こんなやりとりがありました。「将来の目標」について河島さんが話をしたときのこと。

「河島さんは、夢や目標に向けて、どれくらい先のことまで計画して実行していますか」と質問してみたのです。

私は以前から、「言葉」に関わる仕事に関心があり、そういった仕事についてみたいという漠然とした夢があります。

しかし、資格もなければ専門的な勉強もしておらず、どうすればその夢に近づけるのか現実的に考えられずにいたので、自分のやり方で夢を実現した河島さんに直接聞いてみたかったのです。

河島さんからは、こんな回答をもらいました。

「夢は大きいんですけど、計画や実行はまずイメージできる身近なところからですね。そうしないと達成感を得られないから」

この言葉を聞いてハッとしました。「自分は大きな夢にただ漠然と憧れるだけで、その実現につながる一歩さえ踏み出していなかったのでは?」ということに気づいたのです。「身近な達成感、大事だな」と。

いや、実はそのことは前から漠然と考えてはいたのですが、はっきりと言葉にできていませんでした。

河島さんのお話は他にも心に響く言葉がたくさんあり、エネルギーをもらえました。仕事旅行は少人数で開催されるプログラムが多いため、こうやってホストと近い距離でやりとりできるのもメリットだと思います。

家に帰って、まず「達成感を得られそうな仕事は何か?」を考えてみました。それは私が深堀りして行くのが苦にならないジャンル、つまり「言葉」に関わる仕事で、次は考えたことを言葉で表現する仕事にフォーカスして旅先を探すことにしました。

そして「体験ギフトプランナーになる旅」に申し込みをすることに。

紹介記事には「他人にオススメしたい体験」をテーマに1分程でプレゼンしたのち、代表の西村琢さんからフィードバックをもらえるとあり、始めの一歩にちょうどいいかな? と感じました。

「企画」や「企画書作成」という仕事は、これまで未体験の作業ですから、まったく自信はなかったのですが、なにはともあれやってみることに。結婚式で上映する思い出のスライドを、夫婦になってからも作れるサービスがあるといいなあと思っていたので、それをギフトにしたらどうだろう? と考えたのです(下写真)。



体験に参加し企画を見せ、もらったアドバイスは「身近な人を対象に、まずやってみるといいのでは?」という内容。「あ、また身近な達成感の話だ」と思った私は、「自分には達成感がかなり足りていないんだな…」と改めて気が付きます。仕事で達成感が持てないと、自信がなくなっていくーーという当たり前のことが、悩みの原因だったのです。

それがわかっただけでもスッキリしましたし、企画書を作りながらコピーを考えるのは難しいけれど面白くもあり、「もう少しやってみたい」という気持ちも芽生えていました。

新しい視点を手に夢に向かう第一歩をーStep.4実践。新しい自分へー


もっと言葉を扱う経験を積んでみたいと思った私は、その後某ベンチャー企業のインターンに応募し、なんと採用になりました。現在は商品企画やメルマガのタイトル作りなどをしています。

作る文章はたった一文でも、使う単語や組み合わせなどでユーザーへの響き方が変わり、結果が数字に表れるのを見られるのがやりがいです。

スキル的には全然まだまだですが、ずっと感じていた「やってみるとか行動って、何から始めればいいの?」という気持ちからは解放されました。「夢に向かう第一歩くらいは踏み出せたのかな?」という実感もあります。

キャリア形成を山登りに例えるなら、私は今まで、遠くの大きな山頂は眺めるものの、足元が霧に覆われどう歩いたらいいかわからずにいたような気がします。

仕事旅行での、今までとは違った仕事やはたらき方に触れてホストの方と交流する体験には、スキルを身につける場所とは違ったヒントがありました。自分を振り返る新しい視点と言葉を持てたことが、何よりの収穫です。

記事:吉田 夕(ベンチャー企業インターン)

【ここがよかった!仕事旅行シリーズ】

1.会社員以外のはたらき方を知り、「自分にもできるかも」と思えました
2.チャレンジした瞬間、自分の変化を感じられる
3.定年までの時間なんて「あっ!」というま。男性も会社の外での見聞を
4.アウェイ感の中で「なりたい自分」をイメージできた
5.このままでは人生詰む…とまで思った私に必要なのは"身近な達成感"だった



仕事旅行ニュウス: 2020年02月26日更新

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