仕事旅行にリピート参加しているみなさんに、旅に出ることで「どんな学びやメリットがあるか?」を尋ねてみました。参加しようかどうか迷っている人たちの"背中を押してくれる"言葉です。(仕事旅行社)
私の仕事旅行記:真鍋拓也さん(農業生産法人社員/35歳)
Q.1:仕事旅行に最初に「行ってみよう」と思ったきっかけを教えてください。その旅を選んだ理由も。
大学在学中、就職活動をするにあたっていろいろと悩みましたが結局答えは出ず、就職せずにフリーターをしていました。その後現在の職種に就きましたが、これが自分に合っているのだろうか、他にもっといい仕事があるのではないか、実際に自分でやらないまでも他の仕事も少し体験してみたい、という思いが心のどこかにありました。そんな中、インターネットで「仕事旅行社」のことを知り、参加してみたいと思いました。
最初に参加した当時、私は北海道の田舎の町にある農業法人に勤めていました。
その当時は限られたコミュニティで、他の仕事をしている人との接点も少なく、自分の世界がどんどん狭くなっていると感じていました。そこで仕事のオフシーズンを利用し、東京の青山でファッションの仕事という自分の世界とは遠い世界をのぞいてみたいと思い「イメージコンサルタントになる旅」に参加しました。
Q.2:仕事旅行でホストからどんな話を聞き、どんな職業体験を行いましたか?
イメージコンサルタントになる旅では、まず初めに今の仕事をすることになった経緯についてのお話を聞きました。その後パーソナルカラー診断をしてもらい、その時にこういう風に説明すれば、お客さんも診断を受け入れてくれやすいなどの話も聞きました。
お昼には一緒にランチに行ってくれて、その会社で実際に働いている方のお話も聞けました。ファッションという感覚的に思えるものにも理論があって面白いと言っていたのが印象的でした。さらにこれから制作する制服の会議にも参加させてもらいました。地方で農業をしていた身としては、ファッションのデザインに関する打ち合わせはすごく都会的で新鮮に感じました。
これらの体験は単純にすごく楽しく、こういうことが日常の中でできる環境に憧れたこともあり、この体験の3年後に千葉県に引っ越してきました。
その後は休みの日に気軽に参加できるようになったこともあり、「複業家に出会う散歩」、「向いてる仕事がわかる人になる旅」、「探偵になる旅」、「仕事旅行社のプランナーになる旅」、「キャリアカウンセラーに出会う散歩」、「恋愛診断士になる旅」に参加しました。
Q.3:仕事旅行をリピートする理由やそのメリットも教えてください
複数の仕事旅行に参加していくなかで学べることは、いろんな感覚を直に感じられそれらを比較できることだと思います。
仕事旅行は普段と違う環境で、なじみのないことを体験させてもらうので、多少の違和感というかアウェイ感みたいなものを感じることが多くあります。それは不愉快ということではなく、自分には遠い世界で、その仕事に就くというイメージが湧かないことであったり、この仕事は自分には向いていないなと感じることです。
最初に参加したイメージコンサルタントになる旅では、そのアウェイ感を求めていたところもあり、その体験自体は楽しかったし、ためになることもありましたが、実際に自分がその仕事をやってみたいとは思いませんでした。
このほかにも、仕事旅行社のプランナーになる旅では、一つの仕事旅行についての紹介文を考えるということを主にやりましたが、長時間パソコンに向かってひたすら文章を考えるということは、自分に向いていないなと思いました。
これらの体験から、いまの仕事は割と自分に合っているのではないかという発見もできました。
そんな中でも、参加したときにアウェイ感をあまり感じないこともありました。それは複業家に出会う散歩と探偵になる旅でした。
複業家に出会う散歩では、週4日勤務で会社員をやりながら、奥さんの実家の畑を使って農業をやりつつ、個人でも仕事をしている方のお話を聞きました。複業をするに至るまでや複業をするうえで心掛けていることを聞きました。
もともと副業に関心があったこともあり、とても興味深かったし、可能ならこういう働き方をいずれしてみたいと思いました。
探偵になる旅では、探偵の仕事内容のお話を聞いたのち、秋葉原の街で尾行体験を行いました。この体験をしてみて、探偵の仕事にすごく興味を持ちました。
実際に仕事旅行に参加した後に探偵学校に通って、現在探偵の仕事をしている人がいること、探偵は副業としてもしやすい仕事だということを知りました。将来的には探偵学校に通って、副業として探偵をするという選択肢も良いなと思いました。
仕事旅行に初めて参加したときは好奇心を満たしたいくらいの軽い気持ちでしたが、繰り返し参加していく中で、興味を持てる仕事であったり、理想的な働き方をしている人に出会えることもありました。
会社員として農業をするという現状にいずれ限界がくるだろうなと感じていたので、仕事旅行に参加することによって、将来の可能性や選択肢を広げることができて、なりたい自分をイメージできたことは非常に有意義なことでした。
真鍋拓也さん
【ここがよかった!仕事旅行シリーズ】
1.会社員以外のはたらき方を知り、「自分にもできるかも」と思えました
2.チャレンジした瞬間、自分の変化を感じられる
3.定年までの時間なんて「あっ!」というま。男性も会社の外での見聞を
4.アウェイ感の中で「なりたい自分」をイメージできた
5.このままでは人生詰む…とまで思った私に必要なのは"身近な達成感"だった
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