2018年12月26日更新

第1回「編集職人大賞」発表。仕事旅行社が選ぶ、2018年の"輝ける一本"はこれだ!

突然ですが第1回「編集職人大賞」を発表します。

編集職人大賞とは?

仕事旅行とパートナーシップを結んでいる編集職人のみなさんが、この1年に企画や取材、執筆など制作に携わった職業体験や記事の中から、コンテンツとして優れたものを選んで表彰するイベント。「仕事旅行&おためし転職部門」と「シゴトゴト(記事)部門」の2カテゴリーがあります。

そもそも編集職人とは?

「仕事旅行」や「おためし転職」「シゴトゴト(当記事コーナー)」など、仕事旅行社の様々なコンテンツづくりをお手伝いいただく業務委託の仕事で現在20名の方が登録。会社員にフリーランス、本業のかたわら皆さんそれぞれのペースで活動しています。ちなみに現在もメンバー募集中(登録までにはオンラインでの書類選考、面談を兼ねた1日修行があります)。

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今回の「編集職人大賞」の候補作としては、2018年に編集職人さんが担当したコンテンツの中から10本を編集部が選定、審査は「仕事旅行社」の関係者7名の方にお願いしました。

では、早速発表です。まずは「仕事旅行&おためし転職部門」から。

大賞(仕事旅行&おためし転職部門)




★受賞作:あなたの住む街で"スズメ社鳥"とバード・チューニング! 野鳥を探しながら人生のトリ戻し方を学ぶ。ー野鳥プレゼンターになる旅ー
★受賞者:一本麻衣さん


この部門は1位から3位までが1票差!(2位と3位は同票)。なかなかの接戦になりましたが、受賞した職業体験は仕事旅行社の理念である「働くことで自己表現を」を体現するコンテンツとして、高く評価されました。

以下、審査員の講評より一部を抜粋してみます。

「旅先がユニークであることに大きなアドバンテージはありますが、"『ガンガンいこうぜ』より『いのちだいじに』"といった小見出しの作り方や、さまざまな場所に散りばめられている鳥だじゃれなど、ユニークな旅先であることがしっかりと伝わってきました。」

「読み手に寄り添う文章で好感が持てました。体験価値についてもしっかり触れ、ターゲットにもクリアに刺さるワードを軽いトーンで表現できていると感じました。素敵な編集だと思います。」

「冒頭の読者への呼びかけがよく、興味を引き立てられるのでとても続きが気になります。読み進めても、ホストのこれまでの経緯や人柄がよく言葉で表現されているので、仕事旅行当日の様子が想像しやすく安心できます。『株式会社鳥』も気にはなりますが、最もホストに会いに行きたくなる文章だと感じました。」

2018年の"輝ける一本"。受賞された一本さん、おめでとうございます! 

続いては、シゴトゴト(記事)部門の発表です。仕事旅行では「職業体験」と「おためし転職」以外に、仕事や働き方を考える記事シリーズ「シゴトゴト」を2015年から不定期で制作しており、編集職人のみなさんが書いた記事も配信しています。

大賞(シゴトゴト部門)




★受賞作:4000人の遺影を撮影してきた写真家、能津喜代房。広告の世界を捨てて選んだ「遺影写真家」という生き方。(前後編)
★受賞者:山中康司さん


評価が割れた「仕事旅行&おためし転職部門」と異なり、7名の審査員全員が1位に推したインタビュー記事。「遺影写真家」とはどんな仕事なのか? タイトルを見ただけで気になります。以下、審査員のコメントより一部を抜粋してみましょう。

「自分の仕事観の参考に非常になった。これまで読んだ文章の中でもトップテンに入るくらい気持ちが動かされた。能津さんの仕事観がしっかり内面から表現されていてとても引き込まれた。」

「取材対象者の発言をなるべく生かしつつ、読みやすい順番に再構成されている点が素晴らしいです。蛇足になりがちな取材者の解釈がそぎ落とされ、取材対象者の魅力がダイレクトに伝わります。」

「遺影写真家という尖った職業なのにも関わらず能津喜代房さんの『人となり』が見えるインタビュー記事でした。セクション毎のタイトルにも惹かれて続きが読みたくなるような構成になっていました。」

「話し言葉(インタビュー内容通りのよう)が主なのもあってか、まるで自分も第三者としてその場にいるかのような感覚になり、スッと内容が入ってきます。遺影写真家としての生き方に至るまでの仕事への向き合い方や想いがよく伝わり、自分にも当てはめて読み進めてしまいました。」

ーーと、審査員も絶賛。受賞された山中さん、おめでとうございます! 

惜しくも受賞を逃した候補作も下にご紹介します。両部門とも力作ぞろいです。この機会にぜひ読んでみてください。次回、編集職人大賞は2019年6月開催を予定しています。それではみなさま良いお年を! 

候補作(仕事旅行&おためし転職部門)

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ママ向け商品・サービス開発を実体験! 出産、子育て経験をビジネスに生かす術を学ぼうーママ向け商品開発者になる旅ー
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候補作(シゴトゴト部門)

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ゴキブリ退治のスーパーウーマン!ー害虫駆除のプロ、阿紋の國井瑞穂氏が考える総合衛生管理とは?
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仕事旅行ニュウス: 2018年12月26日更新

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