2016年05月26日更新

メガネをかけるだけで自分にピッタリの仕事が見える!? 未来の面接プロジェクト

装着するだけで自分にピッタリの仕事が見つかる!? そんな夢のメガネの実証実験が進められています。

この実験を行っているのは、「Life Interview~ライフログで見つける、未来の仕事~」というプロジェクト。転職サービスDODA(デューダ)が「未来の面接プロジェクト」の第2弾として立ち上げたもの。コンセプトムービーなども以下よりご覧いただけます。

★Life Interview~ライフログで見つける、未来の仕事~

限られた短い時間の面接では、なかなか自分の強みや魅力を伝えづらいもの。しかし、テクノロジーが進化したいまという時代にもっとマッチする面接もあっていいのでは? という仮説からスタートしたプロジェクトのようです。

ちなみに第1弾は、バーチャルリアリティ空間で坂本龍馬に面接してもらえる企画(VR面接)だったとか。

★未来の面接プロジェクト

未来の仕事がクッキリ見える?


さて、自分にピッタリの仕事が見つかる“メガネ”とは、どんな代物なのでしょう?

特設サイトでは「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」というメガネ型デバイスが紹介されていました。

このメガネがユーザーの「集中力・ストレス耐性・生活スタイル」などに紐づくデータ(ライフログ)をガンガンぶっこ抜きます。測定されるのは「歩行速度」「瞬きの回数」「頭の傾き」など数百にも及ぶとか…。

一方、企業側でもパフォーマンスの高い社員にメガネをかけてもらい、解析された双方のデータのシンクロ率を測定。「相性が良い会社なのか?」「自分に向いてる仕事なのか?」といったマッチング度合いがわかるそうです。

いわば“24時間面接状態”になるということですね。そうやってデータを綿密に分析することで、お互いのことが「よりハッキリ見える」という意味では、メガネ型になっていることも腑に落ちます。


「Life Interview」プレスリリースより


「Life Interview」プレスリリースより

現在はまだ一般向けのアプリ提供は行われていませんが、5月から開始する実証実験には、アクセンチュア、面白法人カヤック、DeNA、Yahoo! JAPANなどの企業や慶應義塾大、首都大学東京、多摩美術大の研究室が参加。

検証を重ねた上でアプリを開発、2016年秋の実用化を目指すそうです。

シンクロ率の高い、つまり似たような人材が組織に増えることが、果たしてその会社にとって良いことなのか? という議論は別にあるかと思いますが、試みとしては興味深いですね。自分では思いもよらなかった会社や仕事に「実は向いていた!」ということも起こるかもしれません。

記事:シゴトゴト編集部

出典:世界初!?メガネ型デバイスをかけるだけで個人と企業がマッチング
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