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須磨の海で学ぶ次世代に産業をつなぐ付加価値の作り方
- 海苔の養殖漁師になる旅 -

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旅で得られること

しなやかに発想し、価値を生み出すチカラ

学びのロードマップ

  1. 海苔の養殖、加工、品質、味を知る
  2. 伝統的な地場産業を継続に導くチャレンジについて聞く
  3. 伝統的な産業をよりサステナブルにする方法を学ぶ

旅のホストと仕事ガイド

すまうら水産有限責任事業組合

1960年代から始まった須磨浦での海苔養殖事業を次世代に引き継ぐため2014年7月に設立。海苔養殖事業のほか、漁業、海産物の販売、海辺のレジャーなど様々な事業を展開。海苔養殖は種付け、海苔網の設置、収穫、加工までを行う。
すまうら水産有限責任事業組合
こちらの旅は、神戸市の関係人口創出事業のため兵庫県内の方はお申し込みができません。
また(他の体験を含め)神戸での体験は一人一回までとさせていただきます。


滞在費補助あります(体験中の2泊分まで)。:
1泊あたり3,000円(近畿※在住者)、または5,000円(近畿外在住者)補助
但し条件有(参加前後にそれぞれ当体験についてSNS発信、神戸市内宿泊する方に限る)
※近畿:大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県
宿泊先はご自身で手配をお願いいたします。宿泊時に必ず領収書をもらってください。
滞在費補助の詳細はこちら


海苔というと、食材の中では脇役というイメージもないわけではありません。

しかし私たちの食のシーンで毎日のように活躍してくれる頼もしい “相棒”でもあります。

おにぎりに海苔巻き、のり弁、そばにトッピングする刻み海苔などなど、日本の食卓では海苔を使った料理が頻繁に食べられています。

豊かな磯の風味に、パリッとした食感。主役になることは少ないものの、もし海苔がなかったら、私たちの食がどんなに寂しくなることでしょうか。

その海苔がどうやって生産されているか知っていますか? 実は焼き海苔として食べられる海苔はほとんどが養殖されています。日本各地で作られていますが、実は兵庫県が生産量第2位で、日本を代表する産地のひとつです。

今回の旅先となるすまうら水産有限責任事業組合では、関西では有名なビーチ、須磨海水浴場のそばで海苔の種付けから板のりへの加工までを行っています。

出来上がった海苔は直売されるほか、大手の商社や有名な海苔店などに渡り、様々な商品としてさらに加工されます。私たちはそうとは知らずに、須磨浦の海苔を食べたことがあるかもしれません。
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次世代に漁業をつなげるために3軒の漁師が事業組合化

兵庫県の海苔養殖は、1960年代にここ須磨から始まりました。魚の動きがにぶくなる冬、須磨浦の漁師たちは出稼ぎに出ていましたが、海苔の養殖によって冬場も地元で仕事を続けることができるようになったのです。

須磨の海苔養殖は最大で18の工場が稼働し、最大200名ほどの人が携わっていましたが、その後、2008年にはわずか3軒に。その最後の3軒が協業することになって生まれたのが現在のすまうら水産です。

後継者不足、海の栄養不足に環境汚染、地球温暖化など、様々な課題に直面する漁業を須磨浦の地で次の世代につなぐためへの選択でした。

事業組合になったことで、海苔事業は生産性も向上。すまうら水産では海苔と魚を獲る事業以外にも、春には潮干狩り、夏には海の家の経営、ビーチの清掃に加えて、レジャーとして近年人気のSUPのレンタルや講習などの事業も手がけています。以前にまして須磨が安心して遊べる海岸になったのも、すまうら水産の皆さんの功績なのだそう。

種付けから加工まで。自然環境や大型の機械とも対峙する海苔養殖

旅の案内人である副代表の若林良さんは須磨浦の海が好きな人。20代で漁師の親方に弟子入りし、仕事がない時間は今も海釣りをしているという海の男です。

ただ、海苔の仕事は一般にイメージされる漁師の仕事とはずいぶん違うと感じています。なぜなら海苔の養殖業は適度な種付けのために顕微鏡を覗いたり、工場の機械をメンテナンスしたり、より良い海苔が育つための研究をしたりと、さまざまな作業が必要だからです。

「すまうら水産にとっては、海苔の仕事はなくてはならない基幹となる事業です。魚のように採って市場に持って行けば終わりではなく、6次産業にちかいので、勉強することもたくさんあります」とコメント。

付加価値と季節性の高い海苔事業を軸に、消費者や観光客向けの企画、サーモンや真珠を作るあこや貝の養殖事業など魅力ある事業で多角化を行っています。待遇も含めて仕事の魅力が増したのか、若い担い手が増え、定着率も良好です。

すまうら水産に仕事旅行として訪ねられるのは12月。開催は「12月16~18日、23~25日のそれぞれ3日間のみ」の期間限定仕事旅行です。

体験内容は海苔の加工工場での選別や箱詰め作業のほか、天候によっては沖に出たり、養殖のサーモンに餌をやったり。23日からの開催日程では、1年に一度だけ行うあこや貝から真珠を取り出す作業も行われるので、12月23日からの回に参加できる人は、さらに貴重な体験になりそうです。

また、養殖業といえども自然が相手。風や潮の流れが強い日には、養殖棚が流されないようにロープを持つ作業も必要になってきます。海の状況によって海苔の色付きが悪いなど、人の努力だけではいかんともし難い事態に遭遇することだってあるかも。

海苔、日本食、海が好きな人はもちろん、地球環境の保全や地域の産業を次の世代に繋げることに興味がある人におすすめです。海で働く醍醐味を感じられる瞬間もあるでしょう。何気なく口にしている海苔が作られる過程を知り、海苔の養殖業という産業を守っていく人たちと関わる貴重な機会です。
【1日目】
時間行程体験内容
13:00 集合
13:10オリエンテーション1)自己紹介(参加理由、この旅を通して持ち帰りたいこと)
2)すまうら水産の仕事・概要説明
・海苔について 生育サイクルから加工、品質の良し悪しまで
・事業組合化の経緯
・体験内容についての説明
15:00工場と直売所の見学のりの試食など
16:00海苔養殖業のお話海苔の養殖場見学
17:00終了翌日の予定確認など


【2日目】
時間行程体験内容
10:00仕事のお手伝い加工工場のお手伝い
12:00休憩
14:00海上作業、もしくは加工場お手伝い出荷の準備など天気、時期によって変更
17:00終了翌日の予定確認など


【3日目】
時間行程体験内容
9:30 海上作業、もしくは加工場お手伝い
12:00休憩
13:00ワーク須磨の海苔と海苔事業の魅力をまとめ
冬季に海苔の魅力を知ってもらう機会創出アイデア
14:15まとめアイデアや魅力に思った点を参加者からプレゼン
ホストからフィードバック・意見交換
15:00終了翌日の予定確認など

*当日の状況によりスケジュールは前後いたします。ご了承下さい。
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はたらく私のコンパス《170種類の職業体験》 

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上記の場合、弊社よりメールまたはお電話にてご連絡させていただきます。

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旅費には当日の食費・交通費等の費用は含まれておりません。

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