2016年02月16日更新

ネットでも話題! あの「すずがみ」を作れる体験が仕事旅行に

仕事旅行社インターンの島田です。突然ですが、私はお店を見るならひとりで行きたいタイプです。いちばんの理由は一緒にいる人を気にしてしまい、自分の好きなものをゆっくり見ることができないから。

でもちょっと前に、人とお店を見るのもいいなと思えることがあったのです。それは東北に旅行したときのこと。友人たちと訪れたのは、食器を中心に扱っているセレクトショップです。とっても素敵な器やグラスに目移りしていたところ、友人のひとりに「これ知ってる?」と紹介されたのが「すずがみ」でした。

銀色の四角い紙のようなそれは、力をかければ“ぐにゃり”と曲がる金属性の器。その名の通り錫(すず)で出来ている「すずがみ」は、折り紙のように折ったり曲げたりすることで、食器やインテリアなど様々な使い方をすることができます。

旬の食材を色とりどりに盛りつけたり、菓子皿やコースター、箸置きとして使ったりできるだけでなく、アクセサリー置きにもなりますし、くるっと巻けば花瓶にも早変わり。

シンプルな使い方とスタイリッシュな印象から人気の商品になっています。最近はネットでも話題になっているようで、まとめサイトでも素敵な使い方が多数紹介されていました。→折り紙のように、折って曲げられる斬新な器「すずがみ」をご存知ですか?(キナリノ)

トップ写真:シマタニ昇竜工房ホームページより

ネットでも話題「すずがみ」とは?


「すずがみ」を作っているのは、富山県高岡市にある「シマタニ昇竜工房」です。今年2月に公開した「高岡市の職人特集」ページでも紹介しており、来る3月には初めての仕事旅行が開催される予定です。



シマタニ昇竜工房は寺院用の鏧子(けいす)を製造している会社です。鏧子とは、ふちを棒で打ち音を出す寺院用の仏具のこと。50年から200年持つ製品ですから、高度経済成長期に全国の寺社へ行き渡ったため、現在の注文は最盛期の3分の1に減少してしまったそうです。この状況を打開するため、四代目の島谷好徳さんは新たな製品に挑戦。その結果生まれたのが『すずがみ』でした。



表面は落ち着いた銀色に輝いており、「あられ」「さみだれ」「かざはな」と日本らしい3種類の名前が付いています。果物や和菓子、サラダに冷ややっこなど、和洋どんな料理も合いそうなモダンな雰囲気が使い勝手も良さそう。どんなに曲げても、棒で伸ばせばあっという間に元通りになります。



水を浄化しお酒も美味しく。錫(すず)のミラクルパワー


そもそも錫(すず)ってどんな金属なのでしょう? 少し調べてみました。

■錫は日本でもとれます
錫を含む鉱石・錫石(すずいし)の産地としてはイギリスのコーンウォールやボリビア、マレー半島などが有名ですが、日本でも兵庫県や大分県などに鉱山があります。

■熱伝導が良く、お刺身にもぴったり!
融点(金属が解ける温度)が232度と低いため、熱伝導率にたいへん秀でているといえます。冷たいものは冷たく、温かいものは温かくできるので、お刺身を盛り付けるときなどは器をさっと冷蔵庫に入れて冷やしておけば、鮮度を保ってくれますね。

■水を浄化させるイオン効果で、お酒の口当たりもまろやかに
錫が持つイオン効果で水に含まれる不純物を吸収し、浄化させる役割があると言われています。錫の酒器に入れたお酒は、口当たりがまろやかになり美味しくなるのだそう。錫の器に水を入れると腐敗を防ぐ、という話も聞いたことがあります。

「昔は井戸の底に錫板を沈めて、水を浄化した」と書かれている古書もあるというほど、古くから私たちの暮らしの中で上手に使われてきたのでしょう。

■長年使える“朽ちない金属”はお祝いにも
錆にも強く、長年使っていても腐食していくことがありません。古来より祭具の素材として用いられてきたのも、錫のそういった性質と関わりがあるのかもしれません。「さびない・朽ちない金属」ということで、お祝いの贈答用としても重宝されるようです。

仕事旅行では、自分だけの「すずがみ」を作れます



近頃では都内のセレクトショップなどでも「すずがみ」をよく見かけるようになりました。島谷さんによれば、今では鏧子よりも「すずがみ」の売上のほうが多いのだとか。

そして今回、仕事旅行では『すずがみ』の鍛金に挑戦できます!まっさらなら状態のすずの板を金槌で叩きながら模様をつけていく作業です。初心者には難しそうですが、島谷好徳さんはこう言います。


「実は僕も不器用なんですよ。でも、不器用な人のほうが、一つひとつできるようになる喜びがあるじゃないですか。どんな仕事もプロになるには辛抱強くやるしかありません。その先に見えてくるものがありますから」(仕事旅行「鍛金職人になる旅」紹介ページより)

自分で鍛えた「すずがみ」は、思い出も詰まった宝物になるはず。作り手の思いを知り、その工房で体験をしたら、おみやげやプレゼントにしたくなりそうです。3月末、新シーズンが始まる前のリフレッシュを兼ねて「職人と海鮮の街・高岡」への春旅はいかがでしょう?

【仕事旅行の体験はこちら】
鍛金職人になる旅 職人による伝統工芸のアップデート。開発秘話に触れ「すずがみ」を作る。※特別価格キャンペーン実施中(2016年2月)
富山県 / 2016年03月27日(日)開催
https://www.shigoto-ryokou.com/detail/241

【関連記事:仕事旅行の高岡特集】
僕が高岡に魅せられる5つの理由—「きときと(新鮮)」な技に出会う旅、はじまる

仕事旅行ニュウス: 2016年02月16日更新

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