2018年05月23日更新

地域おこし協力隊も"おためし"できる。山形県鶴岡市と仕事旅行の新しい試み【おためし転職】

「地域おこし協力隊」というものには賛否両論ある。

ご存知の方も多いと思うが、ざっくり言うと、これは過疎化の進む地域に都市部の人材を受け入れ、様々な地域おこし活動に従事してもらう制度。

地域によっても違いがあるが受け入れ自治体には、1人につき最大で年400万円が国から支給され、そのうち約200万円が隊員自身に支給される。月額にすると約16万6000円の報酬が得られる計算。

この地域おこし協力隊は成功とされる事例が出ている一方で、ミスマッチングや受け入れ態勢の不備などが原因で失敗したケースも多く報告されている。

ブラック企業ばりに隊員をこき使う自治体があったかと思うと、できるだけ仕事が楽そうな自治体を選び、採用後もできるだけ働かないようにして報酬は手に入れ続ける(意図的にそれをやる)"不良隊員"も稀にいるとか。

だが、本気で地域おこしに取り組みたい人や地域にとっては有意義な制度であり、読者の中にも「興味ある」という人だってそこそこはいるだろう。でも、ネットに出回るいろんな情報を見ていると、なんとなく不安でもある。

もし、この記事を読んでいる方で、「農」や「食」に関わる地域おこしに関心があるなら、仕事旅行の「おためし転職」を活用するのも良いかもしれない。現在(2018年5月)、山形県・鶴岡市が宝谷地区を中心に活動する協力隊の"おためし隊員"を募集している。



行って体験することで、地域との相性を体感する


このおためし転職の場合、まずは3日間(2泊3日間)地元に滞在して、人や場の空気にふれることができる。宝谷ではそば打ちや田植え、山菜採りなどを体験していただき、プログラム終了後に「やっていけそう」と思うのであれば、正式にエントリーする流れ。

つまり、行ってみてしっくりこなければそれ以上関わる必要はないし、逆にピンとくる何かがあったら深入りしてもいい。

たったの2泊3日で地域との相性が見極められるかどうか? まではわからない。しかし「エントリー→面接→採用・不採用」という通常のフローよりは、判断材料が格段に増えるとは言えそうだ。

このおためし転職(2泊3日)では給与の支給はないが、滞在費は鶴岡市が負担。最寄りの公共交通機関(JR鶴岡駅・庄内空港)から現地までは送迎もしてもらえる(現地までの往復交通費は参加者が自己負担)。

山形県鶴岡市は映画「おくりびと」のロケ地にもなった庄内平野の城下町。ユネスコによる食文化創造都市に認定されており、バイオ関連産業も盛ん。例えば「人工クモの糸」の開発で注目されるスパイバー社も同市にある。

宝谷地区は市中心部からクルマで約30分くらいの場所にある。おためし転職の募集ページによればこんな場所。

ゆたかな雪解け水が流れるこの土地は、「宝谷そば」の産地として知られ、初秋には畑が白いそばの花でいっぱいになります。それだけではなく、春には山菜が採れ、夏にはゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルという3種類の蛍が同時にみることができる全国でも数少ない場所であり、ここでしか採れない宝谷カブという在来種の野菜があり……と、まさに“宝の谷”の名前にふさわしい、豊富な自然資源に恵まれた地域です。


「平成30年7月1日現在で年齢が20歳以上45歳未満の方」といった応募条件もある。より詳しく知りたい方は下記リンクから。

「人と仕事が自然と集まるんです」。ユネスコが認定した食文化創造都市・山形県鶴岡で"天職"を見つける:募集職種:地域おこし協力隊  鶴岡市役所企画部地域振興課

記事:河尻亨一(シゴトゴト編集長)
仕事旅行ニュウス: 2018年05月23日更新

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