仕事ありませんか? 電話就活で鍛えたイギリス人とのコミュニケーション
電話の受話器をずっと当てていると耳がヒリヒリするのをご存知だろうか。ロンドンのフラットシェアしていた友人の地上電話を拝借し、朝から晩まで電話をかけていたら耳がヒリヒリしていた。
私は現地の建築事務所にコンタクトをし、『仕事ありませんか』と電話口で何度も繰り返していた。電話料金の請求書が友人に届いたときは驚いた。ずらっと並ぶ電話番号の通信記録。私はちょっと拝借気分だったが、チリが積もればなんとやらで、もちろん支払った。
天気の悪いロンドンには珍しく天気が良かった日だったのだろう。朝から始めた電話での就職活動も気付くと夕方で部屋の中がオレンジ色に染まっていた。私は何もないイギリスに単身乗り込み、就職活動を始めた。不安でしょうがなかったが、この時期に多くのイギリス人に触れたことが、その後の私の行動...
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